【Staple / ステイプル】サービススタッフの資本参画と経営参画を可能にする共同体「Staple People's CO-OP」設立のお知らせ

スタッフ自らが所有・経営・運営を行うホテルマネジメントプラットフォームが誕生。全国複数ポジションで採用募集開始。

瀬戸田と日本橋に拠点を置くソフトデベロッパーである株式会社Staple（本社：広島県尾道市瀬戸田町、代表取締役：岡雄大、以下「Staple」）は、ホテルを中心とした観光施設に携わるサービススタッフの資本参画と経営参画を可能にする共同体「Staple People's CO-OP」を設立します。代表には、現「HOTEL K5」の総支配人も務める渡邊加奈子が就任。プロジェクトの第一弾として、岡山県の一棟貸しホテルの運営を受託し、2023年12月から新体制でサービスを開始します。それに伴い、当施設を含む全国でエリアマネージャー、本部スタッフ、サービススタッフなど複数ポジションの採用を募集します。

Staple People's CO-OP設立の背景

30年同じ地域に関わり続け、まちと共に成長をしていくことを掲げるStapleは、これまでに日本橋（東京都）と瀬戸田（広島県）にて、複合施設や宿泊施設、飲食店の企画、開発、運営を行なってまいりました。30年という中長期的な時間軸で同じ地域にコミットしていくために、その地域で運営を支えるサービススタッフの持続可能な働き方、キャリア形成の仕組みを再考する必要性を強く感じ、今回ホテルと商業施設の運営に特化した新会社設立に至りました。

Staple People's CO-OPでは、サービススタッフが自らの市場価値を高めつつ、資本参画と経営参画が可能となる仕組みを導入します。複数年以上働き、さらに長期的に共に会社を育てていきたいスタッフには、ポジションに関わらず基本給・ボーナスという一般的な給与に加えて「会社の持分を分配」「経営への参画の権利」「持分に応じた利益配当」の3点を付与。全員で自社の成長を育み、運営できる機会を提供します。また、部署を明確に区切らず、接客から経営まで、幅広く会社に携われる流動性を確保しつつ、働くスタッフ個人の専門的なスキルやモチベーションを高められる仕組みをつくります。

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代表渡邊加奈子より創業に至る想い

スタッフ自らが語り手となり、自らの手で場をつくり、働き方をデザインし、会社を経営していく組織を立ち上げることが、これからのまちづくり、ホテル運営にとって大変重要な要素になると感じています。CO-OPの由来は、サービス現場スタッフたちが会社を共同経営し、株を持ち合いながら運営していく『共同労働組合』。今までのホテル運営を通しての気づきを反映させています。

更なる会社設立への思い、採用に関しては以下リンクをご参照ください。

https://note.com/staple_jp/n/n3ef4ab1a1187

渡邊加奈子プロフィール＜Staple People's CO-OP代表＞

４世代に渡りホテルを営む家元に生まれ育つ。家族親戚と毎年多くのホテルや旅館を訪れたことで自身もホテル業界に携わりたいと考えるようになり、高校卒業後はホテリエを目指し上京しホテルスクールへ入学。その後ホテリエになる夢を叶えるも労働環境に悩まされ挫折、夢半ばで単身東南アジアに渡り、リテールビジネスを共同設立、50名以上の外国人スタッフ育成、店舗ブランディング、空間デザイン、他店舗展開に従事。海外で企画・開発に携わったことで『ホテルの裏舞台を作ることの必要性と可能性』を感じ帰国後の2019年10月よりHOTEL K5の運営開発に従事、Stapleに参画。2021年6月より、同ホテルの General Manager、2023年10月よりStaple People's CO-OP共同代表。