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プレスリリース

【多文化共生社会の実現に向けた課題は?】増え続ける在留外国人、1,000件以上の調査回答から見えた、来日時のお困りごと

世界中から国境を越えたグローバル採用支援を行うフォースバレー・コンシェルジュ株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役:柴崎洋平、以下フォースバレー)は、日本に居住している、又は来日予定のある外国籍の方を対象にアンケート調査を実施しました。

【調査実施の背景】

日本では近年、急速に進む労働力不足が深刻な社会課題となっています。この解決策の一つとして海外からの人材獲得が進み、新規入国数(短期滞在を除く)はコロナ前である2019年の数に迫ってきました。2023年は海外からの労働者数が更に増加すると予想されます。

フォースバレーでは15年以上にわたり、数千人を越える海外から日本への就職・転職支援をしてきました。しかし入国者が増えるにつれてしばしば耳にするのが、日本で新しく生活を立ち上げることの難しさです。

そこで、フォースバレーはキャリアだけでなく、生活に関しても外国籍の方に寄り添い、継続してフォローをするため、生活をサポートするサービスを今秋立ち上げる予定です。これに伴い、生活の実態を把握するため、弊社サービスに登録する外国籍ユーザーに対して調査を行いました。

 

【調査概要】

フォースバレー・コンシェルジュの運営する求職者用サイト「Connect Job」に登録している外国籍ユーザーより、任意で1104件の回答を得ました。既に日本に入国している外国籍(以下、在留外国人)の方と、今後来日予定の外国籍(以下、来日予定外国人)の方それぞれに質問を設けました。

 

調査期間:2023年6月6日~20日

調査方法:メルマガによる任意回答(日本語、英語)

回答数:1104件

在留外国人:251件

来日予定外国人:853件

 

 

【調査結果サマリー】

・在留外国人の方、来日予定外国人の方にかかわらず、仕事や家探しに苦労したり、不安に思っているケースが多い。

・実際の日本での生活においてクレジットカードの作成に予想以上に苦労している。

・日本での生活に関する情報源は友人が多く、外国籍向けの民間サービスが定着していない。

 

在留外国人の方への質問

「日本に来て、特に大変だったことは何ですか」という複数回答可の質問では、48.4%が「働く場所を探すこと」、39.4%が「家探し」、38.6%が「クレジットカードを作ること」、25.6%が「銀行口座の開設」と答えました。

また、日本に来て大変だったことの理由について質問したところ、63.4%が「言語・言葉の壁」、43.3%が「どこに連絡すればよいか分からなかった」、33.1%が「外国出身であることを理由に断られた」と回答しました。

 

来日予定外国人の方への質問

「日本に住むことに関して、不安に思っている事はありますか。(複数回答)」という質問に対し、73.5%が「働く場所を探すこと」、71.6%が「家探し」、39.2%が「銀行口座の開設」、35.3%が「お金が足りないこと」、33.9%が「保険」、29.8%が「病院」、28.5%が「Simカードの購入」、27.5%が「食べ物」と回答しました。

弊社の運営するサービス「Connect Job」は就活・転職サービスであるため、そこへ登録している回答者にとって就職先を探すことに対するニーズが高いのは必然と言えますが、在留外国人と同様に、来日前から家探しへの強い不安があることが明らかになりました。

また、来日前と来日後の結果の違いとして、既に日本での生活を経験した在留外国人の方は、より高い割合が「『クレジットカードを作ること』が大変だった」と答えています。入国前は特に気にしていなかったクレジットカードに関して、入国後に予想以上に大変な経験をした人が多いと考えられます。

 

在留外国人の方への質問

「入国時に知っていたら利用したであろうサービスは何ですか。(複数回答)」については、54.3%が「外国人向けの、家探しができるサービス」、47.6%が「簡単に銀行口座を開設したり、クレジットカードが作れるサービス」、24.4%が「日本に来てすぐに、空港でSimカードを受け取れるサービス」等と回答し、「上記の情報が全て集まっているサービス」には52.4%の回答者が利用すると答えました。

来日外国人の方への質問

「日本に来た時、どんな外国人向けのサービスが合ったら利用したいですか。(複数回答)」という質問に対しては、69.6%が「外国人向けの、家探しができるサービス」、46.5%が「簡単に銀行口座を開設できるサービス」、46%が「日本に来てすぐに、空港でSimカードを受け取れるサービス」、32.9%が「傷害保険や、海外旅行保険に申し込めるサービス」、29.1%が「電気やガスの契約ができるサービス」、14.3%が「お金を借りられるサービス」、58.3%が「上記の情報が全て集まっているオンラインサービス」と回答しました。

 

在留外国人の方への質問

「日本で生活を始めるために、情報やサポートを得た先があれば教えてください。(複数回答)」という質問に対しては、59.4%が「友達」、44.9%が「学校の受付」、28.3%が「Webサイト」、27.2%が「会社の人事」、9.1%が「何も使っていない」と答えました。

既に日本での居住経験がある友人等を頼って来日するケースが多く、外国人向けのサポートサービスはあまり定着していない事がうかがえます。

また、今回上記で集まった回答の他に、自由記述欄にて以下のような回答を得ました。

「日本での生活は楽しみだが、市役所や銀行での複雑な手続きが心配。」 (来日予定、イギリス出身)

「特にコンビニなどでもっとハラルフードを置いてほしい。日本での生活で一番大変なことはハラルフードの探しにくさだった。」(日本在住、パキスタン出身)

「メンタルヘルスについて誰かに相談したいが、どこに行けばよいか分からない。多言語対応可能なセラピストがいると良い。」(日本在住、インドネシア出身)

「国籍を理由に何度もアパートへの入居を断られた。国籍を理由に断るのは違法にするか、罰則を設けてほしい。」(日本在住、ドイツ出身)

 

 

【まとめ】

今回のアンケート調査では、在留外国人の方と来日予定外国人の方、その双方に対して、仕事探しや家探しに関するニーズが高いことが確認されました。また、在留外国人の方においてはクレジットカードの作成に苦労した経験が多く、来日予定外国人の方には将来的な不安要素として銀行口座開設やお金の足りなさ、保険などが挙げられました。

昨年以降、人の動きがコロナ以前の状況に回復している中で、様々な課題が日々露呈してきています。今回の調査結果を踏まえ、フォースバレー・コンシェルジュは外国籍の方々が日本での生活をよりスムーズに始められるようなサービスや情報の提供に努めていきます。

 

 

  • フォースバレー・コンシェルジュ株式会社

世界中の人材と企業を繋ぐ、国境を越えたグローバル採用支援事業を「Connect Job」のブランド名で展開。自社開発のデータベースには186の国と地域、累計約45万人の人材が登録しており、日本の大手グローバル企業、IT企業を中心に地方・中小企業まで約400社との取引実績有り。2021年4月には特定技能向けオンラインマッチングプラットフォーム「Connect Job WORKERS」、11月には留学生向けオンラインマッチングプラットフォーム「Connect Study ABROAD」を展開するなど、SaaS領域でもサービスを拡充しています。また、経済産業省・沖縄県・富山県・静岡県・長野県等、省庁・地方自治体からも事業を受託。雇用不足の国から人材不足が深刻な日本へ優秀な人材を迎え入れ、ビジネスの力で世界中の社会問題の解決に貢献します。

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