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プレスリリース

共同調査「性的マイノリティの生きやすい社会づくりに向けたアンケート調査」を公表

マーケティングリサーチ業務を行う株式会社MSS(本社:東京都港区、代表取締役 松田孝裕)と性的マイノリティの方など多様な人財へ向けたD&Iリクルーティングプラットフォームを開発運営する株式会社JobRainbow(本社:東京都渋谷区、代表取締役 星賢人)は、共同調査「性的マイノリティの生きやすい社会づくりに向けたアンケート調査」を実施しました。

今回は、その結果の一部を発表します。

 

LGBTQ+と言われる性的マイノリティの方は、日本では11人に1人(約1,100万人)いると言われ、企業のマーケティング活動の対象としても、決して軽視できない規模のマーケットサイズまで大きくなっています。

 

LGBTQ+の方々は一般のアンケートパネルの中でもリクルートは可能ですが、今回は性的マイノリティとしてオープンにされながら活動されている方も多い、ダイバーシティ求人サイト「ジョブレインボー」の会員様の生活実態や意識についてアンケート調査を通じて聴取しました。

 

【調査概要】

調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:ダイバーシティ求人サイト「ジョブレインボー」の会員様 15歳~70歳
調査期間:2023年8月31日~9月15日
有効回答:本調査1,000サンプル

 

「性的指向のマイノリティ」と「性自認のマイノリティ」

メディアなどで「LGBTQ+」という言葉をよく耳にするようになりましたが、この言葉には2つのマイノリティが混在しています。性的マイノリティは、「性的指向のマイノリティ」と「性自認のマイノリティ」の大きく2つに分かれます。※「性表現のマイノリティ」もありますが、ここでは言及しません。

 

「性的指向」とは、その人の恋愛対象がどのような性別に向いているかを示す概念です。異性愛者以外の「レズビアン(女性同性愛者)」「ゲイ(男性同性愛者)」「バイセクシャル(両性愛者)」「Aセクシャル(無性愛者)」「パンセクシュアル(好きになる性別を問わない)」などが「性的指向のマイノリティ」となります。

 

一方、「性自認」とは、自分の性をどのように認識しているかということです。こちらは生まれた時の性だと自認している人以外の「トランスジェンダー(生まれた時の性と性自認が一致していない)」「ノンバイナリー(男/女いずれの性とも思っていない)」「Xジェンダー(中性・無性・不定性など)」などが「性自認のマイノリティ」となります。

 

今回アンケートにご回答いただいたダイバーシティ求人サイト「ジョブレインボー」の会員様の構成比をご覧ください。<図1>

 

                                                    図1 性的指向 × 性自認(n=1,000)

「ジョブレインボー」の会員様の性的指向では、「パンセクシュアル」「その他」がそれぞれ2割前後と最も高く、次いで「ヘテロセクシュアル(異性愛者)」「バイセクシュアル」が続いています。

 

また性自認では、「シスジェンダー女性(生まれた時の性と性自認が一致)」が4割と最も高く、次いで「ノンバイナリー(いずれの性とも思っていない)」「シスジェンダー男性(生まれた時の性と性自認が一致)」が続いています。

 

「ヘテロセクシュアル(異性愛者)」は性的指向ではマジョリティですが、そのうち多くの方の性自認がマイノリティであり、「シスジェンダー」は性自認ではマジョリティですが性的指向がマイノリティの方が多くなっています。

※一部、「ヘテロセクシュアル(異性愛者)」で「シスジェンダー」のマジョリティも含まれています。

 

ご覧いただいたように「LGBTQ+」や「性的マイノリティ」と一括りで表現されることが多いですが、そのマイノリティである部分は多種多様であり、その意識や生活上での困りごとも様々だと思われます。ターゲットとする対象を個別に理解しながら、きめ細かいアプローチが必要と考えられます。

カミングアウトとアウティング

性的指向や性自認のマイノリティの方々は、どの程度カミングアウトしているのでしょうか。
カミングアウトの有無とその後の周囲の反応についての回答結果をご紹介いたします。<図2>

 

                                       図2 カミングアウトの経験と周囲の対応(n=1,000)

 

 

「カミングアウトしたことがある」は全体の7割弱で、3割強がカミングアウトしていませんでした。

また、カミングアウトした方のうち、「アウティングの被害にあったことがある」は2割、「被害にあったことはないが、心配している」が3割で、合わせて過半数を占めました。また、カミングアウト後の周囲の対応への満足度では、「とても満足している」と「満足している」が約半数となり、約半数が満足できていないことが分かりました。

 

性的指向や性自認のマイノリティの方々は、まだまだカミングアウトできずにいる方も多く、またカミングアウトしても満足できる環境ではないようです。社会や企業は、彼らへの理解をさらに深め、適切な対応を検討することが必要だと感じられます。

 

今回は、MSSおよび提携先のアンケートパネルも使用して同様の調査を、関心事、住まい、仕事、動画配信サービスについて調査を実施し、その差分を比較することで、性的マイノリティの方々の生活実態における特性も調べております。
本調査結果をレポートにまとめましたので、下記よりダウンロードしてご覧ください。

 

【自主調査レポート】性的マイノリティの生活実態調査

https://mssinc.jp/document_download/7092/

 

本調査結果のまとめ

今回、ご紹介しました結果から、「性的マイノリティの中にも様々な方がいること」「カミングアウトやその後の周囲の対応にもまだ課題が多く残っていること」が分かりました。今後、社会や企業においては、マイノリティとはいえ1割以上を占める方々への理解を深め、きめ細かいターゲティングと慎重なアプローチが求められると考えられます。

 

MSSは性的マイノリティの方々の理解を深められる環境づくりに向けて、「LGBTリサーチ」の研究を続けてまいります。

 

 

 

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