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プレスリリース

野村不動産と千葉大学が共同研究 「海景観は身体をリラックスさせる」

脳活動・自律神経活動におけるリラックス効果の解明

 野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:松尾大作、以下「当社」)は、千葉大学環境健康フィールド科学センター(宮崎良文名誉教授、以下「千葉大学」)と2022年6月より浜松町ビルディングから見た海景観(以下、「海景観」)の視覚刺激が及ぼす生理的効果に関する共同研究を行い、その結果、海景観には脳活動・自律神経活動におけるリラックス効果があることが解明されました。
 この研究成果は、千葉大学より第25回日本感性工学会大会(2023年11月)にて発表されました。

1.芝浦プロジェクトにおける共同研究の背景

当社は「芝浦プロジェクト」(以下「本プロジェクト」)において、東京ベイエリアの新たなシンボルとして国際ビジネス・観光拠点の創出を目指し、大規模複合施設の開発を推進しております。本プロジェクトでは、オフィスワーカーに対し、眼前に広がる空と海・緑地整備によって、都市の利便性を享受しながら自然を感じられる新しいワークスタイル「TOKYO WORKation」を提案しております。

 都市化の進展により都市における居住人口は、世界的に増加傾向にあります。一方、都市居住者が豊かな自然環境と日常的に触れることは困難という現状があり、都市部での自然環境の利活用に期待が集まっております。このような背景のもと、当社は2020年2月より生理指標(脳活動や自律神経活動等)を用いた自然セラピーに関する研究を行っている千葉大学と共同研究を推進しており、海辺の立地特性が現代都市生活者(オフィスワーカー等)にもたらす効果を科学的に解明しました。その結果の概要は次頁の通りです。

 

 

本リリースのポイント

1.浜松町ビルディングからの海景観の視覚刺激が及ぼす生理的効果に関する共同研究を千葉大学と実施

2.共同研究により、海景観は

  1)心理的な快適感とリラックス感を高めるとともに、気分の改善効果をもたらすこと 

  2)激しいタイプであるタイプA行動パターン群においては、生理的リラックス効果をもたらすこと を解明

 

2.海景観における共同研究結果

本プロジェクト敷地内の浜松町ビルディング29階にて、2022年7月に25名を対象とした実験(以下「当該実験」)を実施しました。海景観がもたらすリラックス効果について、客観的な生理指標ならびに主観的な心理指標を用いて解析しました。その結果、被験者全体において、海景観は心理的な快適感とリラックス感を高めるとともに、気分の改善効果を もたらすことがわかりました。

 さらに海景観がもたらす生理的リラックス効果について、外向的で激しい行動特性を持つタイプA行動パターン群※1を抽出して深く分析したところ、図に示すとおり、顕著な生理的リラックス効果がもたらされることが解明されました。左に右前頭前野活動から左前頭前野活動を引いた差分を示しています。脳前頭前野活動の左右差(差分)は、「ストレス状態」を反映しており、海景観は、都市景観に比べ、「ストレス状態を低下」させることがわかりました。右には、副交感神経活動を示しました。副交感神経活動は、「リラックス状態」を反映しており、海景観は都市景観に比べて、「リラックス状態を上昇」させることが明らかになりました。

※別添「第25回日本感性工学会抄録」

 

※1:タイプA行動パターンについて

 タイプA行動パターンは、フリードマンとローゼンマンによって1950年代に提唱された概念で、心臓疾患患者に多い行動特性です。外向的で激しい行動特性を持っており、いつも仕事に熱中し各種リーダーに多いタイプと言われていますが、慢性的なストレス状態にあると考えられています。

 

▶千葉大学共同研究者について

 

参考:海外におけるブルースペース(水辺)に関する研究(UGBS)について

『Advancing urban green and blue space contributions to public health,

 R.F. Hunterら(都市の緑と青の空間による公衆衛生への貢献の推進、ハンターら)』が2023年9月、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つである『The Lancet』に掲載されました。アーバングリーン&ブルースペース(UGBS)の重要性について「これまでの研究の多くはグリーンスペース(森林等)に焦点を当ててきたため、ブルースペース(海や川等)に関する研究が不十分であり、これから研究を進めていく必要がある」と記されており、水辺の重要性に世界的な注目が集まっています。

 

▶芝浦プロジェクトについて(公式サイトURL

https://www.shibauraproject.com/

 

 本プロジェクトは、浜松町ビルディング(東芝ビルディング:東京都港区芝浦1-1-1)の建替事業として、2021年10月に着工したS棟と、2027年度着工予定のN棟からなるツインタワーの建設を計画しております。(竣工予定時期:S棟2025年2月、全体2030年度)区域面積約4.7ha、延床面積約55万平方メートル の、オフィス・ホテル・商業施設・住宅等を含む、約10年間に及ぶ大規模複合再開発です。東京ベイエリアの新たなシンボルとして、国際ビジネス・観光拠点を創出します。本プロジェクトでは、街づくりを通じて、人も社会も、現在も未来も、継続して健やかで幸せであることを目指します。

芝浦エリアの空と海が広がる環境を活かすことで、人々の新たな時間の過ごし方を実現し、サステナブルな社会を未来に届けていきます。

 

※「第25回日本感性工学会抄録」

 高層ビルから眺めた海景観が若年男性に及ぼす生理的影響 -行動特性別の検討-

https://www.nomura-re.co.jp/creleases/n2023122501388.pdf

本リリースのポイント

1.浜松町ビルディングからの海景観の視覚刺激が及ぼす生理的効果に関する共同研究を千葉大学と実施

2.共同研究により、海景観は

  1)心理的な快適感とリラックス感を高めるとともに、気分の改善効果をもたらすこと 

  2)激しいタイプであるタイプA行動パターン群においては、生理的リラックス効果をもたらすこと を解明

参考:海外におけるブルースペース(水辺)に関する研究(UGBS)について

『Advancing urban green and blue space contributions to public health,

 R.F. Hunterら(都市の緑と青の空間による公衆衛生への貢献の推進、ハンターら)』が2023年9月、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つである『The Lancet』に掲載されました。アーバングリーン&ブルースペース(UGBS)の重要性について「これまでの研究の多くはグリーンスペース(森林等)に焦点を当ててきたため、ブルースペース(海や川等)に関する研究が不十分であり、これから研究を進めていく必要がある」と記されており、水辺の重要性に世界的な注目が集まっています。

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