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プレスリリース

GRAPE REPUBLIC史上最高の出来。山形県南陽市の特産品「ラ・フランス」と「ふじ」を使ったシードル「Nanyo Cider 2022」を発売。ドライで芯のある味わいとラ・フランスの華やかな香り

750㎖ボトルとともに330㎖のスタイニーボトルも発売。カジュアルにシードルを楽しむ

山形県南陽市に醸造所をもつGRAPE REPUBLIC(株式会社グレープリパブリック、所在地:山形県南陽市)は、6月19日(月)に、山形県南陽市の特産品である洋ナシ「ラ・フランス」とリンゴ「ふじ」を使って醸造した瓶内二次発酵の辛口のシードル「Nanyo Cider 2022」(読み:ナンヨーサイダー)をリリースします。2018年からリリースし続けている本品のなかでも醸造責任者の矢野陽之が「今年は過去最高の出来」と自信を示すもので、ワインと同様にシードルでも山形県置賜地方のテロワール(土地や気候、土壌)を表現しています。

  • 開発背景|フルーツ農家の所得向上の一助を目指して

GRAPE REPUBLICの醸造所がある南陽市は、「フルーツ王国・山形」きってのフルーツの産地です。南陽市の農業産出額のうち45%(42億3000万円)を果実が占めることもあり、市内をまわると、いたるところに果樹園や果物畑を見つけることができます。育てられているのは、GRAPE REPUBLICでもワイン用として利用している生食ブドウのほか、 サクランボやリンゴ、洋ナシの「ラ・フランス」です。

2018年から醸造をはじめたNanyo Ciderは、南陽市産のリンゴの「ふじ」にラ・フランスを加えた発泡性のシードル(仏語、英語ではサイダー)です。市内の5軒の農家から生食用のなかでも流通にのらない規格外品のふじとラ・フランスを購入し醸造。100%南陽市産のシードルです。

値段がつきにくい規格外品に対し、近年は、生産者の持続可能性を支える目的で、流通価格に近い価格を払うことで生産者を買い支えようとする動きが起こっています。とくにコロナ禍を機に広まったEC産直サイトなどの貢献もあり、多くの共感を得る取り組みに発展しています。

 

GRAPE REPUBLICでも2017年の設立当初から、生食用のなかでも規格外のリンゴを使ったシードル「Apple Republic」(アップルリパブリック)の製造をしています。Nanyo Ciderも同様で、南陽市の主要産業であるリンゴやラ・フランス農家を支える一助になることを願い開発がはじまりました。

 

5シーズン目のリリースになるNanyo Cider 2022は、醸造責任者の矢野陽之が「今年は過去最高」と、例年以上に自信をもって勧める出来あがり。ラ・フランスらしい華やかな香りとふじによるおだやかな酸味とうま味が味わいに深みと芯をつくり、ドライななかにも奥行きのあるシードルになりました。

 

「Nanyo Cider 2022」(750㎖)の商品画像。
「Nanyo Cider 2022」(750㎖)の商品画像。

「Nanyo Cider 2022」(330㎖)の商品画像。
「Nanyo Cider 2022」(330㎖)の商品画像。

「Nanyo Cider 2022」のイメージビジュアル。
「Nanyo Cider 2022」のイメージビジュアル。

 

  • 開発の歴史|南陽100%のシードル、製造の難しさ

GRAPE REPUBLICは、醸造所を設立して以来、一貫して“Made of 100% Grapes”という言葉を掲げてワインを造り続けてきました。Nanyo Ciderでも同様で、ふじとラ・フランス以外の材料を一切使わず、天然酵母の力と造り手の手間によって味わい深いシードルを造り続けています。

 

じつは、ラ・フランスを使ったシードルは、とてもに醸造が難しいものです。アルコール発酵に必要な糖度がブドウに比べ低く酸味がほとんどないため、発酵途中で酢酸菌などバクテリアが活動しやすくいからです。

 

そのバクテリアが不快臭を生んだり、発酵で生まれたアルコールが酢酸に変わって、すっぱい酢のようになってしまうこともあります。そのため、酸味のあるリンゴを加えて一緒に醸造(混醸)することでバクテリアの活動を抑えているのです。

100%南陽市の素材を使ったNanyo Cider 2022をワインとともに味わうことで、さらに深く南陽市のテロワールを感じとることができます。

Nanyo Cider 2022の醸造をする醸造責任者の矢野。
Nanyo Cider 2022の醸造をする醸造責任者の矢野。

ステンレスタンクの中で発酵を始めたふじとラ・フランスの果汁。
ステンレスタンクの中で発酵を始めたふじとラ・フランスの果汁。

 

  • Nanyo Cider 2022について

1.5年間の試行錯誤の末に辿りついた黄金比

2018年のファースト・ヴィンテージ以来、材料比率や醸造法まで、毎年試行錯誤を続け、品質の向上に努めてきました。スタート当初は、ラ・フランスとふじの割合はほぼ半々でしたが、年々ふじの割合が増えていき、2021年ヴィンテージについにふじ75%とラ・フランス25%の黄金比に辿りつきます。また、この年から圧搾したふじとラ・フランスの果汁を混ぜあわせて醸造する混醸法に切り替えています。

 

2022年ヴィンテージでも原材料の黄金比と混醸法を継承。さらに5年間に積み重ねてきた経験を活かし、史上最高傑作と呼べる商品が誕生しました。

2.スタイニーボトルとワインボトル、2種類のスタイルで発売

Nanyo Cider 2022は、ワインボトルと同じ750㎖のボトルサイズとともに、330㎖サイズのスタイニーボトルも同時にリリースします。スタイニーボトルは、グラス不要でそのままカジュアルに飲むことができますので、外出先やイベントなどでも楽しむことができます。とくにこれからの夏、屋外のBBQイベントなどにNanyo Cider 2022のスタイニーボトルはピッタリです。

 

3.醸造スケジュール

「Nanyo Cider 2022」

11月18日 ラ・フランス納品。氷温下で冷蔵保存

12月9日 ふじ納品。冷蔵保存をしていたラ・フランスとともに圧搾。ステンレスタンクに移す。ふじの果汁の一部を冷凍保存

12月10日 低温(5℃)の環境下でひと晩置いた果汁をデブルバージュ(上澄みと滓に分ける)し、上澄みだけをステンレスタンクに移し、発酵

12月21日 発酵開始を確認。発酵中は、酸素不足による還元が起きないように、定期的に櫂を使ってタンク内の液体を混ぜ合わせ、適宜ポンプを使って酸素を吸入した。

1月17日 滓り引き。ステンレスタンクのまま2℃の環境下で滓が自然に落ちるのを待つ

2月28日 上澄みだけをとり、冷凍していたふじの果汁で糖度を調整し、瓶詰。瓶内二次発酵を行う。

完成したNanyo Cider 2022。
完成したNanyo Cider 2022。

4.テイスティングコメント

「サローネグループ」 エグゼクティブ ソムリエ 野田俊輔

「Nanyo Cider 2022」

◆香り&味わい

香りはフレッシュでわずかにヴィネガーの香りも混じっています。味わいは、2種類のフルーツからなるジューシーさがあり、後口はフルーツとヴィネガーの軽い酸があり、甘酸っぱく爽やかです。

◆温度とグラス

炭酸の爽快感や飲み心地の良さが活きるように冷蔵庫から出したて、もしくは氷水に浸けてしっかり冷やして飲んでみてください。

グラスは、飲み心地の良さを活かしてゴクゴク飲めるような、飲み口の広いコップ型のものを選んでください。大きさは、小振りな方が冷たい温度をキープしやすいのでお勧めです。

◆料理の組み合わせ

炭酸の爽快感や甘酸っぱい味わいを活かして、揚げ物と合せてみてください。

◎料理との提案

・白身魚のフライ(タルタルソースで)

・蒸し鶏と胡瓜の胡麻味噌あえ

◆その他

 炭酸があるので抜栓当日に飲みきるようにしてください。

 

揚げ物と相性がいいNanyo Cider 2022。料理は、白身魚のフライ、タルタルソース添え。
揚げ物と相性がいいNanyo Cider 2022。料理は、白身魚のフライ、タルタルソース添え。

 

  • 商品概要

「Nanyo Cider 2022」(ナンヨウ・サイダー 2021)

定価(内容量) 2,750円(750㎖)、800円(330㎖)※各税込

発売日時 6月19日(月)正午

タイプ 果実酒

生産者 GRAPE REPUBLIC

生産地 山形県南陽市

原材料 リンゴ75%(ふじ、山形県南陽市産)、洋ナシ25%(ラ・フランス、山形県南陽市産)

アルコール分  6.5%

 

Nanyo Cider 2022。330㎖(左)と750㎖(右)。
Nanyo Cider 2022。330㎖(左)と750㎖(右)。

公式オンラインショップでの販売URL

Nanyo Cider 2022(750㎖)

https://shop.grape-republic.com/c/item/cat_wine/GRC1099

Nanyo Cider 2022(330㎖)

https://shop.grape-republic.com/c/item/cat_wine/SET1113

 

※注意事項

・飲酒運転は法律で禁止されています。

・妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。

・未成年者の飲酒は法律により禁止されています。

 

  • 醸造責任者のコメント|GPARE REPUBLIC 醸造責任者・矢野陽之

ファースト・ヴィンテージから5年。もちろん毎年最高のものを造っていますが、そのなかでもNanyo Cider 2022は、これまでどのヴィンテージよりも良い仕上がりで、「最高傑作」と自負できるものです。

 

ラ・フランスとふじの割合や醸造方法の変更をし続けるなかで、2021年ヴィンテージで、ひとつの完成形ができたと思っています。さらに2022年ヴィンテージは、これまでの経験を活かし、発酵段階でしっかり温度管理ができたことで、最高傑作を生むことができました。

Nanyo Ciderの仕込みは、毎年秋の収穫から続いたワイン造りを終えた12月からはじまります。そして12月の山形は、多くの人が想像するように、とても寒いんです。醸造所の室温は5℃ほど。そんな環境下で発酵をさせるのはものすごく難しい。じっさい2022年ヴィンテージでは、果汁をステンレスタンクに移して発酵を促してから、発酵が確認されるまで10日もかかっています。

 

毎日「今日は発酵がはじまっているかな?」と期待してタンクの中を観察するのですが、ブドウのようにすぐには発酵がはじまらず、がっかりしてしまうこともあります。

 

さらに発酵がはじまってからも、酸素不足にならないように定期的に櫂でかき混ぜて空気を入れるなど手間をかけ続けます。温度も13℃から15℃をキープ。温度が上がれば揮発酸は、文字通り揮発するのですが、ラ・フランスの華やかな香りも一緒に揮発してしまいます。

たった1日でも温度管理をおざなりにするだけで、完成したシードルに影響が出てしまうデリケートな面もあるNanyo Cider造りは、時間と手間をかけ続けた苦労の成果といえます。

 

シードルをレストランやご家庭での食事でお料理とともに味わう機会は少ないと思うのですが、Nanyo Cider 2022は、キリっとした辛口でお料理とも合わせやすいと思います。ぜひ、多くの方に飲んでいただきたいです。

 

GPARE REPUBLIC 醸造責任者・矢野陽之
GPARE REPUBLIC 醸造責任者・矢野陽之

矢野陽之 プロフィール

1989年、神戸市出身。調理師学校卒業後に神戸市のイタリアンレストランに勤務。ソムリエの資格取得後、イタリア、オーストラリア、ニュージーランドに渡り、ブドウ栽培、ワイン醸造を学んだ。ニュージーランドでは、GRAPE REPUBLICのアドバイザーでもあるAlex Craighead(アレックス・クレイグヘッド)氏に師事。2018年、「GRAPE REPUBLIC」に参画するため帰国し、山形県南陽市に移住。2019年から醸造責任者に。

 

  • シードルについて|近年注目されている辛口の発泡果実酒

シードル(仏:cidre)は、リンゴの果汁を発酵して造ったリンゴの酒で、英語ではサイダー(cider)と呼ばれています。ヨーロッパでは主にブドウの栽培が困難な北部で、ワインの代わりに造られていたもので、フランスのブルターニュ地方やノルマンディー地方、アメリカ北東部のオレゴン州などが名産地とされています。

 

多くは発泡性ですが、未発泡のシードルもあります。アルコール度は4~7%程度で、ワインと比べて低く、ビールのようにグイグイと飲めるのが魅力です。欧米のパブなどでは、ズラッと並んだクラフトビールのタップのなかに、シードルのタップが1つか2つあるほど、身近な酒として親しまれています。

低アルコールでグルテンフリー、辛口から甘口まで幅広い味わいがあるシードルは、世界的に注目を集めているアルコール飲料の一つで、市場調査レポートプロバイダー「REPORTOCEAN」が2021年に発表したレポートによると、シードル市場は、2022年から2030年までの間で、毎年平均成長率(CAGR)4.9%で上昇すると予測されています。

日本でもシードル専門店がオープンしたほか、北海道のワイナリーや、長野県や青森県といったリンゴの産地を中心に規格外リンゴを使った国産シードルの開発が進んでおり、認知度が高まっています。

Nanyo Cider 2022とApple Republic 2022(写真右端)。
Nanyo Cider 2022とApple Republic 2022(写真右端)。
  • GRAPE REPUBLICとは

GRAPE REPUBLICは、土地ごとの気候、地勢、土壌のみならず、そこに暮らす人や、人々が育んできた文化を含めた「テロワール」という概念を第一に考えたワイナリーです。山形県南陽市に、2017年に醸造所を設立して以来、一貫して“Made of 100% Grapes”という言葉を掲げてワインを造り続けています。ブドウ以外のものを使わず、ワインを造るという意味で、醸造の過程で、酸化防止剤は使用せず、補糖や補酸も行わず、酵母は天然のものだけにこだわっています。

 

GRAPE REPUBLICがある南陽市は、弊社代表の平高行の親族の故郷でもあります。平は、2011年の東日本大震災の復興支援で東北地方をまわるなかで、幼い頃に訪れていた頻繁に南陽市に立ち寄るようになりました。

ふとしたとき平は、見慣れていた里山の風景に違和感を覚えます。幼い頃の記憶にあった、山の斜面一面に広がっていたブドウや洋ナシ、リンゴといった果物畑の2/3がなくなっていたのです。詳しく話を聞いてみると、果物農家の多くは高齢で規模を縮小する家や、跡継ぎがいなく廃業をする家もあることを知りました。

長く受け継がれてきた美しく実り豊かな故郷の文化が断絶されようとしている――。南陽市の果物栽培の主要産品のひとつブドウを使ったワイン造りで、故郷の危機を救いたいという想いが、GRAPE REPUBLICを創業する大きなきっかけの一つでした。

GRAPE REPUBLICでは、値が付きにくい規格外の生食用ブドウ品種をできるだけ高く買いとり、生産者の所得向上の一助を担いたいと考えています。それは、所得が向上し農家の生活が豊かになることで、次世代の担い手が増え、その結果、産業の持続性が生まれると考えているからです。実際、生食用に比べてジベレリン処理(種を抜く処理)なども不要で手間をかけずにすむワイン用のデラウエアを多く育ててもらい、それを適正価格で購入することで、所得の向上の一助を担っています。

GRAPE REPUBLIC 公式サイトURL

https://grape-republic.com/

 

GRAPE REPUBLICの醸造所の外観。
GRAPE REPUBLICの醸造所の外観。

置賜エリアの風景。
置賜エリアの風景。

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