バリューデザイン、NTTドコモの電子マネー「iD」ライセンスを取得し、「iD」加盟店での独自Pay利用を可能に！

株式会社バリューデザイン（本社:東京都中央区、代表取締役社長:林秀治、以下「バリューデザイン」）は、株式会社NTTドコモが提供する電子マネー「iD」のライセンスを取得し、バリューデザインの提供する独自Pay（店舗独自のハウス電子マネー）サービスが、全国200万か所を超える「iD」加盟店でも利用できるようになります。

■「独自Pay」が全国のiD加盟店でも利用可能に

今回、バリューデザインが提供する独自Payに「iD」を搭載することで、独自Payの利用可能範囲が、従来の自店舗内にとどまらず、全国200万か所を超える「iD」加盟店に拡大します。

自店舗内ではクレジットカードなどの汎用的な決済に比べ、安価な決済手数料でキャッシュレス化を実現する独自Payのメリットを得られるうえ、自店舗外では「iD」加盟店での利用が可能になることで、「利用者の利便性」、「決済手数料収入」、「利用者の外部利用データ取得」等のメリットを得ることができます。

これにより、独自Pay発行事業者は、効率的なキャッシュレス推進、マーケティング推進が可能となり、店舗運営の更なるDX化が可能となります。

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■「iDインハウス」の利用で、自店舗内の独自Payもタッチ決済に

「iDインハウス」を利用した独自Payの発行に対応します。「iDインハウス」は、株式会社NTTドコモが提供する「iD」を用いた独自Payの提供を可能にするものです。

「iDインハウス」を利用することで、独自Payを「iD」と同様に「タッチ方式」で利用できるようになります。従来提供してきた「磁気方式」や「バーコード方式」と比べ、「タッチ方式」のスピーディーな決済処理を可能にします。これにより独自Pay発行事業者は、自店舗内外を問わず、タッチ方式の独自Payにより、利用者に衛生的かつ利便性の高いサービスを提供できます。

■スピーディーな決済の実現と、「iD」インフラを活用した施設限定利用で地域交通に活路を

タッチ方式の独自Payは、店舗だけでなく交通乗車やスポーツ観戦やイベントなど混雑が予想される施設への入場などのスピーディーな決済が求められるシーンでの活用に適しています。

また、「iD」というさまざまな施設で利用できるインフラを活用し、地方の二次交通や自治体運営のコミュニティバス、福祉タクシー等と地域の商圏をつなぐ独自Payの提供が可能となり、キャッシュレス化を図れるだけでなく、独自Payを発行する自治体、店舗の支援、地域活性につながります。

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■今後の展開

バリューデザインは、キャッシュレス決済手数料負担の軽減や再来店促進などの店舗運営事業者が抱える悩みを解消する独自Payの特徴を活かしつつ、より店舗運営事業者、利用者にとって便利で使い続けたくなるサービスの提供を目指します。

2025年8月期を最終年度とするグループ中期経営計画においては、決済機能とマーケティング機能を併せ持つ独自Payの自律的なエコシステムの拡大を掲げ、独自Payの拡大を進めてきました。今回は、既存の顧客に対しても、「iD」加盟店での独自Pay利用と「iDインハウス」によるタッチ決済という付加価値を提供します。独自Pay発行事業者に収益還元することで、さらに低コストで実現可能なキャッシュレス化を支援します。また、店舗での利用にとどまらず、地域通貨や交通IC乗車券、施設入場券としての利用などへの応用にも、取り組んでまいります。