業界初※1 キレイな空気のパーテーション 光触媒除菌脱臭機能付き
カルテック株式会社(本社:大阪市中央区、 社長:染井潤一)は、 独自の光触媒を活用したキレイな空気のパーテーション「TABLE AIR」<KL-T01>を7月より法人向けに発売いたします。 飲食店のレジ前、 ホテルのフロントといった接客シーンや飲食店、 オフィスや会議室など飛沫対策のアクリル板の代替として様々なシーンでのご活用を想定しています。
本製品の発売に合わせて当社ホームページに「法人向けオンラインサイト」を開設いたします。 製品に関するご質問や大量購入のご検討など業務用途のニーズに対応してまいります。 本製品に関するお客様の連絡先は、 カスタマーセンター:0800-999-0830です。 (※1 光触媒による除菌脱臭された空気を用いたものにおいて。 自社調べ)

品名:キレイな空気のパーテーションTABLE AIR <KL-T01>
価格:オープン価格
発売時期:7月中旬
販売台数(年):10000セット
販売:当社ECサイトまたは当社製品の取扱店
■主な特長
・独自の光触媒によるキレイな空気のパーテーション
モール部の上部にある小さな開口部から独自の光触媒で除菌脱臭されたキレイな空気が垂直に放出し、 キレイな空気のパーテーションを形成してエアロゾル(マイクロ飛沫)を遮断します。 カルテックの光触媒は独自の工夫を施すことで高性能かつ耐久性に優れた効果を発揮します。
・カンタン設置・取付
主なパーツは光触媒除菌脱臭機とキレイな空気が排出するモール部の2つ。 光触媒除菌脱臭機は卓上設置のほか専用取付金具で机下に設置できます。 1モール部の長さは60センチで、 最長240センチまでの対応が可能です。 素材はカッターやはさみで切断して長さが調整できます。 ブラック、 ブラウン、 ホワイトの3色から選べます。
・かんたんお手入れ
モール部はシリコーンゴム製なので汚れた場合は水で洗えるほか中性洗剤やアルコールで拭き取ることが可能です。 また光触媒除菌脱臭機は使用時間が一日で8~10時間使用した場合で約3か月で電源ランプがオレンジ色に点灯して搭載する光触媒フィルターのお手入れ時期をお知らせします。
■開発の背景
新型コロナウイルスの感染拡大で飲食店などの店内から賑わいが消えました。 聞こえてきたのはお店の方々の悲鳴でした。 いつまでもこの現状を見過ごすことができず、 このたびアクリル板に代わるキレイな空気のパーテーション、 TABLE AIRを製品化いたしました。 ヒトが吐く息に含まれるエアロゾルをブロックするほか、 アクリル板を使うことで会話が聞きづらく聞こえたフリをするなどコミュニケーション上のストレスを解決できます。 誰もが心置きなく話して、 笑って、 愛し合える日が一日でも早くもどってきますように。 心からそう願うばかりです。
私たちカルテックは空気や水、 食など社会の様々な問題を解決するために、 大学や研究機関、 さらには志を共にする多くの仲間たちと独自の光触媒技術を研究し、 社会に必要とされる製品を創出してまいります。

■製品構成
汚れた空気に含まれるウイルスや菌、 ニオイなどは<光触媒除菌脱臭機>に搭載される光触媒フィルターによって分解※2され、 シリコーンゴム製の<モール部>にある開口部(穴)からキレイな空気となって吹出しキレイな空気のパーテーションを形成します。

<モール部>
1本のモール部に約2mmの開口部が6mm間隔で約100個あります。 適切な風量を設計する上で開口部の径は重要な要素でした。 また材質はシリコーンゴムで取り扱いも容易です。 表面が汚れても水洗いやお湯での洗浄も可能です。 設置時に長さの調整が必要な場合にはカッターやハサミで切断して調整することが可能です。 ブラック、 ブラウン、 ホワイトの3色をご用意しています。

<独自の光触媒除菌脱臭機>
モール部から吹き出すキレイな空気は光触媒フィルターに光を照射すると強力な酸化力が発生します。 この酸化力を利用して空気中の菌やウイルス、 ニオイなどを水と二酸化炭素に分解※2してキレイな空気に浄化します。 カルテックは独自の材料技術により優れた除菌脱臭性能を実現しています。
※2 すべてのウイルス、 菌、 ニオイについては検証していません。

■効果を検証
今回、 理化学研究所が開発
した空気の可視化技術を利用して呼気(ヒトが吐く息)の可視化を行いました。
呼気の流れを追跡するトレーサー粒子には安全性が確認されている電子タバコの煙を採用し、 特殊な高感度カメラを用いた専用システムでタバコの煙を撮影。 タバコの粒子径と同程度のサイズである呼気に含まれるエアロゾルの空間中における動きを確認※3しました。 ※3 くしゃみなどの飛沫を完全に遮断するものではありません。
<電源OFF時>(写真4)
本製品が電源OFFの場合、 タバコの煙は本製品上を通過して直線的にタバコの煙が流れていき、 空間中を漂います。

<電源ON時>(写真5)
本製品が電源ONの場合、 タバコの煙は空気のパーテーションの気流によって遮られ、 天井方向に拡散されます。 対面側へタバコの煙は到達しません。

■開発現場の声(機構設計)
適切な風量を維持するために、 キレイな空気を吹き出すモール部の開口部(穴)の大きさと間隔をどのように設計するか、 実験と失敗の連続でした。 空気を流すと笛のような音が鳴ったり、 風がまっすぐ出ないなど数々の問題が発生。 その結果、 20種以上の試作品を作りまた。 また、 お客様自身がテーブルに合わせてモール部を切断して自由な長さに変えられるように柔軟なゴム材を採用。 またニオイがなく汚れがついても簡単に洗えるようにしました。 飲食店などでお役に立てれば嬉しいです。

■開発現場の声(材料開発)
今回の製品には新開発の光触媒を採用しています。 その名も「コルゲート活性炭光触媒」。 従来に比べて脱臭性能が高いのが特長です。 活性炭と聞くと臭気を吸着すれば終わりで再利用することは一般的に不可能です。 今回の光触媒は活性炭の吸着特性を持ちながら同時に光触媒で臭気を分解するため、 従来比で約2倍の脱臭能力があります。 カルテックは常にお客様に新しい価値を提供すべく、 独自の光触媒材料の開発に注力しています。

