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プレスリリース

広島出身・被爆2世の著者 朽木祥が紡ぐ1945年8月6日 原爆のあの朝と現在とをつなぐ、少女と「ぼく」の物語『かげふみ』5月29日(月)発売

小・中・高等学校向けの教科書を発行する光村図書出版株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:吉田直樹)は、書籍『かげふみ』(朽木祥 作/網中いづる 絵)を5月29日に発売しました。
世界で初めて原爆が投下された都市であり2023年G7サミットの開催地にもなった広島。原爆の被害や犠牲者、残された人々の苦しみを、広島出身で自らも被爆2世の著者・朽木祥が、物語を通して伝えます。
当社が5月に実施した「戦争と原爆に関する子どもと保護者へのアンケート」※(リリース後半で紹介)では、「お子さんの身近(親戚や近所の方)に、戦争を経験された人はいますか」という質問に対し、約75%(4人に3人)が「いない」と回答しました。被爆者の平均年齢が84歳を超える状況の中、直接語れる人が少なくなっても原爆の記憶を風化させず、犠牲者一人一人を心に留め悼むことができる作品として『かげふみ』は完成しました。国語教科書(小5、光村図書)に掲載の「たずねびと」も収録し、小・中学生はもちろん、大人たちにとっても原爆や平和について深く考えるきっかけとなる一冊です。

ぼくはぜったいに忘れないだろう。夏の日に出会ったヒロシマの少女のことを。

1945年8月6日のあの朝と現在とをつなぐ、一人の少女と「ぼく」の物語。

夏休みに祖母の家のある広島に遊びに行った小学5年生の拓海。ある雨の日、家の近くの児童館にある図書室で、澄ちゃんという少女に出会う。彼女は「影の話」の本を探していた。拓海は、澄ちゃんや広島の子どもたちとの交流を通して、原爆や戦争について知る。

 

著者の言葉

国立広島原爆死没者追悼平和祈念館では、犠牲者を悼むため、一人一人の画像や記録をスクリーンに映し出しています。物語にも同じことができるかもしれません。「失われた声」に耳をすませ、かけがえのない「時間」を共に生きることによって。

この物語の少女の姿が、どうかあなたの心にいつまでも残りますように。

                                             ――朽木祥

 

タイトル:かげふみ
著  者:朽木祥(作)、網中いづる(絵)
定  価:1,760円(税込)

仕  様:188mm×128mm / 168ページ
発  行:光村図書出版

発 売 日:2023年5月29日
I S B N:ISBN978-4-8138-0423-9
U R L:https://www.mitsumura-tosho.co.jp/shoseki/kokugo/book103

 

  • 作者プロフィール

作:朽木祥(くつき しょう)

広島出身。被爆2世。

デビュー作『かはたれ』(福音館書店)で児童文芸新人賞、日本児童文学者協会新人賞、産経児童出版文化賞受賞。その後『彼岸花はきつねのかんざし』(学習研究社)で日本児童文芸家協会賞受賞。『風の靴』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞受賞。『光のうつしえ』(講談社)で小学館児童出版文化賞、福田清人賞受賞。『あひるの手紙』(佼成出版社)で日本児童文学者協会賞受賞。ほかの著書に『引き出しの中の家』(ポプラ社)、『月白青船山』(岩波書店)、『八月の光 失われた声に耳をすませて』(小学館)などがある。

近年では、『光のうつしえ』が英訳刊行され、アメリカでベストブックス2021に選定されるなど、海外での評価も高まっている。

 

絵:網中いづる(あみなか いづる)

アパレル会社勤務の後、独立。主な書籍の装画に『完訳クラシック 赤毛のアン』シリーズ(講談社)、『気付くのが遅すぎて、/酒井順子』(講談社)、新装版『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ(角川書店)、『赤いくつ/角田光代』(フェリシモ)、『ふくはなにからできてるの?/佐藤哲也』(福音館書店)などがある。1999年ペーター賞、2003年TISコンペ大賞、2007年講談社出版文化賞さしえ賞。

大分県立芸術文化短期大学デザイン科非常勤講師。TIS会員。

[商 号] 光村図書出版株式会社 Mitsumura Tosho Publishing Co.,Ltd
[代表者] 代表取締役社長 吉田直樹
[創 立] 1949(昭和24)年2月26日
[資本金] 3,000万円
[年 商] 82億6,481万円(2022年10月期)
[従業員数] 227名(2022年4月現在)
[所在地/TEL] 東京都品川区上大崎 2-19-9 / 03-3493-2111(代表)
[U R L] https://www.mitsumura-tosho.co.jp/
[事業内容] 小・中・高等学校用の検定教科書ならびに付帯する出版物の編集・発行/一般書籍・教育書等の編集・発行/学習用ソフトウェアの企画・制作

 

  • ※【調査結果】戦争と原爆に関する子どもと保護者へのアンケート(2023年5月発表)

アンケート調査リリース全文:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000073231.html

 

光村図書では、『かげふみ』の出版に先駆け、ロシアによるウクライナ侵攻や、G7広島サミットなどにより関心が高まる戦争と原爆をテーマに、全国の小・中学生とその保護者にアンケートを実施。2023年5月24日に発表いたしました。

その結果を一部抜粋します。

 

Q1. 日本は戦争で、原爆の被害を受けた国です。あなたは原爆のことを知っていますか。(単一回答)

※小・中学生に質問

小・中学生に「原爆のことを知っていますか」と質問したところ、全体の約8割(79.0%)が「知っている」と回答。

学年別にみると、小1・小2では6割弱(59.2%)、小3・小4では7割強(73.9%)、小5・小6では9割弱(89.2%)、中学生では9割強(90.9%)と、学年が上がるごとに「知っている」とする比率も上昇する結果となった。

 

 

Q3.(Q1で、「知っている」と回答した人だけ答えてください。)

どのようにして原爆のことを知りましたか。(複数回答)

※小・中学生に質問

原爆について「知っている」と回答した小・中学生に「どのように原爆のことを知りましたか」と質問したところ、1位「学校の授業や教科書で知った」が約7割(67.9%)となった。

 

Q5.

 

お子さんの身近(親戚や近所の方)に、戦争を経験された人はいますか。(単一回答)

※保護者に質問

 

小・中学生の保護者に「お子さんの身近(親戚や近所の方)に、戦争を経験された人はいますか。」と質問したところ、「いない」という割合が74.7%となり、子どもの4人に3人は身近に戦争経験者がいないという結果となった。

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