インプレスグループで鉄道・旅・歴史メディア事業を展開する株式会社天夢人(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝峰富雄)は、2023年6月19日に、刀剣ファンブックス010『写真でわかる刀の見方・鑑賞の極意』を刊行いたしました。
日本刀の入門書などでは、刃文(はもん)や地鉄(じがね)についての解説は大変重要なものと位置づけられていながら、誌面では伝統的にイラストなどを使って行われることがほとんどです。 そのため、多くの刀剣入門者が実際に刀を手に取って鑑賞した際に「刃文や地鉄がよくわからない」という感想を抱きがちです。 本書では、刀剣ファンが抱えるそうした思いを解決すべく、刀剣研究歴約40年、今も刀剣撮影の第一線で活躍する写真家である著者の刀剣写真を多数掲載。 さらに氏の豊富な知見による解説を加え、「映(うつり)」「沸(にえ)」「匂(におい)」と呼ばれる微妙な働きなどまで、まさに徹底的に「写真でわかる」刀の見方の本としました。 「本物の刀剣を間近で見る機会が少ない」という思いに応えた刀剣ファン待望の一冊です。
【目次】
1章
名刀を見る
狐ヶ崎 明石國行 姫鶴一文字 虎徹
2章
刀剣鑑賞の手順
刀姿を見る 重ね・棟・鎬を見る 地鉄を見る
映りを見る 刃文を見る 帽子を見る
3章
写真で学ぶ刀の種類
地鉄 刃文 働き 帽子
4章
刀工・刀派の特徴
古刀編 新刀・新々刀編
(巻末)本書に出てくる難解な刀剣用語
【著者プロフィール】
松本啓之亮(まつもとけいのすけ)
1958年、神戸市生まれ。東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業。スタジオABIを経て、写真家・横須賀功光氏に師事、その後、独立。フォトファクトリー創設に参加、化粧品や管楽器など 主にスチールライフの写真を手がける。高校時代より工芸品としての日本刀に興味を持ち、上京してから日本美術刀剣保存協会の会員となる。フォトグラファーとなってからは、同協会東京支部会員として活動に参加。様々な試行錯誤を経て、高精細な日本刀の撮影技術を確立。美術館や展覧会の図録の撮影を数多く手がける。
【書誌情報】
書名:刀剣ファンブックス010『写真でわかる刀の見方・鑑賞の極意』
仕様:A5判 160ページ
定価:2,750円(本体2,500+税10%)
発売日:2023年6月19日
全国書店、オンライン書店のAmazonなどで発売中。
https://amzn.to/3QAL3mM
【刀剣ファンブックスとは】
「刀剣ファンブックス」は日本刀の歴史や文化をさまざまなテーマで紐解く書籍シリーズです。
以下のラインアップが刊行中です。
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001
『日本刀入門
この一冊で魅力がわかる』
「刀剣ファン」編集部 2,200円(税込)
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002
『刀装具
新・解体新書』
生田享子 2,420円(税込)
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003
『日本刀が見た日本史
深くておもしろい刀の歴史』
「刀剣ファン」編集部 1,980円(税込)
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004
『名刀にあえる美術館・博物館・神社
国宝・重要文化財級の名刀鑑賞を楽しもう』
「刀剣ファン」編集部 2,310円(税込)
・
005
『ビジュアル刀剣用語事典』
「刀剣ファン」編集部 2,200円(税込)
・
006
『戦後日本刀事件史』
土子民夫 2,090円(税込)
・
007
『国宝刀剣』
「刀剣ファン」編集部 2,530円(税込)
・
008
『刀剣一問一答』
誉田 優 1,980円(税込)
・
009
『刀装具
新・解体新書2』
生田享子 2,530円(税込)
【株式会社天夢人】
https://www.temjin-g.co.jp/
2007年設立。隔月刊雑誌『旅と鉄道(奇数月21日発売)』をはじめとする、鉄道・旅・歴史・民俗・カルチャーをテーマとした雑誌や書籍を発行し、人生を豊かにするための情報を発信しています。
【インプレスグループ】
https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
以上
【本件に関するお問合せ先】
株式会社天夢人 担当:野口
Tel: 03-6837-4680 / E-mail: info@temjin-g.co.jp
URL:https://www.temjin-g.co.jp/