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プレスリリース

「べつに、学校じゃなくていい」親子で読みたい、不登校の子の居場所を描く小説『学校に行かない僕の学校』発売!

株式会社ポプラ社は、寮付きのフリースクールを舞台に、変化、成長していく中学生を描いた小説『学校に行かない僕の学校』を、5月9日に刊行いたしました。

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 2023年10月発表の文部省による調査結果によると、小・中学校における不登校児童生徒の数が、約29万人と過去最多に。学校に行けない、行かない子どもたちが、年々増え続けているなか、オルタナティブ・スクールとして、フリースクールの存在が注目されています。

 本書は、ある出来事から学校に行けなくなった中学2年生の男の子が、東京郊外の森の中にある寮付きのフリースクールに行くことを決め、そこでの1年半を描いた小説です。主人公は、学校や決められた勉強から離れ、自由な環境で日々をすごすなかで、同世代の仲間や、自分と対話します。やがて内面に抱えた問題と向き合い、ついには未来を考えられるように変化していきます。

 

  • それぞれに気づきがある。親子で読みたい1冊

  今の社会ではまだ、子ども本人も親も、小学校や中学校に行かないことを失敗や挫折と思いこんでしまったり、将来を不安に感じてしまいがちです。しかし、本作を読むと、決してそうではなく、自分が自分らしくいられることのほうが大事だということや、学校に行かなかったからといって将来が閉じてしまうわけではない、ということが、主人公の経験と意識を通し、説得力をもって伝わってきます。

 

 また、登場するのは、寮付きのフリースクールです。学校だけでなく、親とも離れたい、少し距離を置きたいと思う子どもたちが希望してやってきます。そんな繊細な子どもたちの気持ちを、親は物語を通して知ることができるかもしれません。また、言葉では説明しにくいプレッシャーや悩みを抱える子どもたちは、登場人物たちに共感しながら、森のスクールで、彼らともに心身の解放を得られることと思います。ぜひ親子で読んでほしい作品です。

 

  著者の尾崎英子さんは、2022年11月に刊行した『きみの鐘が鳴る』で、第40回うつのみやこども賞を受賞しました。うつのみやこども賞は、宇都宮市立中央図書館と宇都宮子どもの本連絡会が協力して昭和59年から実施している、小学生の選考委員が自分たちで、「友だちにすすめたい本」を選ぶ賞です。

 『きみの鐘が鳴る』では、過酷な中学受験にのぞむ4人の6年生の様子が、それぞれ子ども本人の視線で描かれ、多くの読者の共感を呼びました。子どもの目線で描くこと、また、学ぶこと、勉強とはなにか、よい教育とはなにかを考えさせられる点において、本作『学校に行かない僕の学校』も共通しています。

 

  • 【あらすじ】

 中2の初夏、僕=氷川薫はある出来事から生活が手につかなくなり、学校に行けなくなってしまった。家からも離れたくて、自分で見つけた寮付きのフリースクールに行くことに決めた。

 東京奥深くの森の中にあるスクールには、大人が数名と、小5から中3までの子どもが十数人。身の回りのことは自分で行い、時間割はなく、なにをしても自由。ゲームをしてもいいし、勉強するのも自分次第。勉強しろと言われないことにやや不安を感じながらも、薫は同い年の二人と仲を深めながらゆっくりとした時間を過ごし、静かに自分の心に向き合う。そして、ずっと気がかりだったことを告げるために、ある人に会いに行く──。

 

尾崎英子

(おざきえいこ)

1978年、大阪府生まれ。早稲田大学教育学部国語国文科卒。2013年「小さいおじさん」(文庫化時に『私たちの願いは、いつも。』に改題)で

第15回ボイルドエッグズ新人賞

を受賞しデビュー。他の著書に『ホテルメドゥーサ』『有村家のその日まで』『竜になれ、馬になれ』『たこせんと蜻蛉玉』などがある。中学受験を描いた『きみの鐘が鳴る』が

第40回うつのみやこども賞

を受賞。

 

 いやな気持をがまんしてまで学校に通うことに意味があると、わたしも思いません。子どもが子どもらしくいられる場所って、どういうところだろうと考えた時に、『森』というのが思いうかびました。

 整然とした設備とカリキュラムは魅力的だけど、効率を重視しすぎると、大事なものを失うこともあるのでは。たとえば、人間本来の感覚を鈍らせているのかもしれない。森という自然の中では、きっと多くの学びを得ることができるでしょう。

 薫と、同級生のイズミ、銀河とともに、読者のみなさんにも『森の中の学校』を楽しんでもらいたい。学校の教室では学べないことを、薫たちとともに体感してもらえたら嬉しいです。

 

  • 読者モニターから熱い感想がぞくぞく!

 ゲラを読んでいただいた読者モニターの親子の方々から、長文の感想が多数届きました。一部を抜粋してご紹介します。

 

<大人の感想>

○学校に行かなくても、自分で山を乗り越えられる力を持つ子どもたちを見て、親は自分の子どもを信じて欲しい、と思いました。(鈴木ひかりさん)

 

○順風満帆に人生を駆け抜けることなんて出来ず、どこかでガス欠を起こして立ち止まる可能性は誰しもにあることを、改めて実感しました。もし子が立ち止まったら、背中にそっと手を添わせて見守りたい。子を一人の人間として尊重していきたいです。(みつおさん)

 

○読み終えたあとに、主人公たちの心の成長が感じられて、心がぽかぽかする作品でした。「そばにいてほしい」「そばにいたい」と思える人と出会えたら素敵ですね。(よもぎだんごさん)

 

<子どもの感想>

○私は学校が好きではありません。ですがこの本を読んでフリースクールなどのいろいろな形の学校があることを知りました。私も薫たちのように、夢にむかって努力を続けていこうと思います!(川瀬帆乃花さん)

 

○森には、決まりごとがなく、自然でどんな気持ちも受け止めてくれます。だから自分と向き合えて、「僕」たちが進むきっかけを作ってくれたと思いました。(虎寅さん)

 

○私はこの作品を読むまで、フリースクールの存在を知りませんでした。しかし、それを知って、もしも私が日常生活で挫けて学校に行けなくなっても、そういった居場所があるのだと思えて心強く感じました。(梶原晴さん)

 

  • 【書誌情報】

 

『学校に行かない僕の学校』

著者:尾崎英子

装画:くりたゆき

発売年月:2024年5月

定価:1760円(10%税込)

出版社:ポプラ社

書誌ページ: https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8001067.html

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